7便目 オーダーメイドはかなりワクワクします
左 自分:こんなんほしーなー 右:職人さん:こちらでよろしいですか(キリっ
なんとか繁忙期抜けました。。。。
しかし、年々物量が減ってるのは景気が悪いから?それとも・・・
今日は仕事の話ではなくて、新しくMacのケースを新調しよと
堀江のichi http://www.ichi.gr.jp
というレザーやシルバーの小物を販売作成しているところに行きました。
長屋風な店舗なので、好きな人にはたまらない空間。
何だこれー!(◎_◎;) 店員さんが優しく教えてくれますよ 「た」って!
レザーといえば経年変化=味が出る
こんな感じで、違いが出てきます。
左から右に色が深くなっていくようです。※革によって個人差があるそうです。
そして、冒頭のデザイン。
職人兼店員さんが、こんな感じにしましょうかと綺麗に製図していってくれる
実際に作っている人が接客するので、話がさくさく進むし、デザイン的に無理なところは無理って言ってくれるので、ほぼアドバイス通りに注文しました。
そして、自分の製品のことが好きなんだなーと感じるくらい楽しそうに接客してくれました。
手縫で一から製作するので、納期は3ヶ月ほどかかりますが、その分待つ楽しみが出来たと思い、仕事もがんばろーと気合を入れ直した日曜でした。
と、ここで終わりと思いきや、お土産をもらいました。
棕櫚箒(しゅろほうき)は棕櫚というヤシ科の常緑樹を使って昔ながらの製法で造った和箒。
箒の歴史は長く、世界各地でたくさんの箒がつくられてきましたが日本のものほど穂先の質が良い物はありません。これは靴を脱ぎ裸足で生活するスタイルゆえに小さな塵も掃き集めたいという日本人の思いから質の高い箒の発達に繋がったといえます。
棕櫚箒は和箒の中でも耐久性が長いと言われ、畳で使い始めた後、毛先が少し減ったら廊下を掃きまた減ったら玄関や土間を掃く。
昔の人は道具を調整しながら丁寧に最後まで大切に使いきってきました。
そんな棕櫚箒ですが、需要に供給が追いつかず、新たな代替品を海外に求めたことで赤シダや黒シダといった外国産の繊維での箒が開発され衰退して行きます。
国産の棕櫚を手に入れる事は難しく、それに加え手間のかかる棕櫚を扱える職人も少なくなってきました。
時代の移り変わりに翻弄されその継続さえ危ぶまれましたが時代を経てまた、良さが見直されています。